はるなつあきふゆ

営業畑で生きる既婚30代、一児の母の日記。

【エッセイ】好きなことして生きていく? 本当に大切なのは

こんにちは、はる はちまきです。

はてなブログの検索みたいな機能が勝手に はるは と ちまき で

分けて検索をつけてしまうので困ります笑

 

今回は、「好きなことして生きていく」について

思うところをつらつら書いていこうかなと思います。

加えてちらっとフリーランスや自営業・そこらへんの経営者についても

個人的偏見によるぼやきを書き連ねたいと思います笑

 

ご意見受け付けますのでお手柔らかにお願いします!

 

 

「好きなことして生きていく」

 

聞こえが良くて流行ってる言葉ですよね。

ハタから見て見て楽しそうで、自由そうで、

まるで遊んでるだけでお金もらえてるみたいな。

 

平成初期に流行った「自分探しの旅」みたいだよね。

本当の自分とかやりたいことを見つけるために

いまやるべきことを投げ出しちゃうヤツ。

仕事の中に見出すための努力はしないで

そんなこと言っても見つかるわけなかろう、みたいな。

まず目の前にあるやるべきことちゃんとやれやっていう。

 

こういうのに共感したり、行動しようとしてるには、

本当は「実現したい自分」があるんじゃなくて、

ただ「自分を今まで縛ってきたものから解放されることを夢見ている」

だけの人もいると思います。

何でそう思うかっていうと、何よりわたし自身が、

まだ見ぬ誰かに、まだ知らない何かに、

劇的に自分を変えて欲しいと望んでいたから。

 

でも、これは稲盛和夫さんの心。の言葉だけども、

劇的なきっかけを待っていても人生は変わらない。

日蓮宗の教えでも、自分の足で険しい山道を登っていくことが語られてます。

 

他にも色々本を読んでいると、善く生き豊かな人間になることに限らず、

人間の本当の幸せって、安定とかお金とか自由とかじゃなくて、

自分が誰かに価値を作り出していることっぽいんですよね。

 

まぁ確かに誰かの笑顔のために生きたいし、何かを与えたいし、

そこに自分の価値や喜びを見出してるからそういうことなんだと思う。

 

本当の成功とか、豊かで幸せな生き方って、

自分がお金や物に不自由しないとか

自由なことや好きなことをすることがゴールなんじゃなく、

価値を作ること、見出すことなんだと思う。

 

だから、若くしてフリーランスになる人とか、

上の人からああだこうだ言われるのが嫌だから

独立したみたいなこと言ってる経営者とか、

すごいなと思う反面、ちょっと白けて見てしまう。

 

なんかこうフリーランスの人は、

自分の力を過信しすぎたり守りのスキルがなかったりして、

例えば、今までは会社のブランドで仕事もらったり

会社の契約で守られていたのに、それに気づかなかったりして

取引で騙される人多いし(それも経験なんだろうけど)、

ちっさい会社の経営者は利益重視で人格的に難ありの人も多いし…

もっとやるべきことあんだろって思っちゃったりね。(好みの問題だけど)

 

そんな人もいずれは経験積んでお金持ちになって、

良いお金の使い方や人との関わり方をしていけると良いんだけどね。


わたしは人を支えたり助けたりするのが好きです。

役立っているな、という気持ちがモチベーションとなって

よりパフォーマンスを上げて理想に近づく仕事ができる。

最近人気のベストセラー本にも人ってそういうもんだって書いてあったけど。

 

だから必ずしも好きなことを仕事にしなくても、

どんな仕事にも社会的価値を見出すことができて、

自然と仕事を好きになれるんだ。

 

だから、嫌なことを我慢して生きるとか、

嫌いなことから逃げて生きるとか、楽をして生きるとか、

好きなことして生きていくってのはそういうことじゃなくて、

まず目の前の仕事にきちんと取り組むこと、

その仕事の価値を理解し、きちんと発展させていくこと、

そういうのを大事にして仕事に取り組みたいなぁ、と思うわけです。

 

お読みいただきありがとうございました。