はるなつあきふゆ

営業畑で生きる既婚30代、一児の母の日記。

【エッセイ】一番苦しんだ人が一番幸せになれる?

こんにちは、今年は積もった雪が見れずに残念な、はるはちまきです。

2年前スノボに長野に行ってきたきりかな。

めっちゃ雪景色キレイだったんですよネ…コロナはよ収まらんかなぁ。

 

さてさて。前回、

気持ちを明るくし自己肯定感を高める習慣4選 - はるなつあきふゆ

をご紹介しましたが、ここで少し触れた、

「楽しい行動を選ぶように心がける」「人生に目標や目的を持ち、

そのための最優先事項に取り組む」について、

この記事で、もう少し私の考えをお話ししたいと思います。

 

 

一番苦しんだ人が幸せになれる?

 

私は小さい頃、一番苦しんだ人が幸せになれる、と教わって生きてきました。

日本独特の、主語がない格言にはありがちなことですが、

私は、字面だけ見て格好のいいこの言葉の意味をいつしか勘違いし、

「普通より苦しまないと幸せになれない」と解釈して、

日々困難に正面からぶち当たりに行くような非生産的な仕事に没頭していました。

 

上のこの言葉もそうですが、辛いことの数だけ嬉しいことがとか、

涙の数だけ〜とか、色々落ち込んだ人を励ます言葉ってあるけど、

それは辛く苦しんでいる人へ向けられた言葉なんですよね。

平常時の自分に無意味にわざわざ辛い選択や無理難題を迫って

心をボロボロにする必要ってないんじゃないかと今は思います。

 

今楽しくなかったら、明日も明後日も楽しいわけないんですよ。

聖書にも、幸せは日払いの報酬だ。

「いつかきっと」は一生来ない、今幸せでいろ!って書いてあるらしいです。

アドラー稲盛和夫さんも、人生はこの瞬間から変えられる、

今に一生懸命になれ!目の前の行動に没頭しろ!って言ってます。

 

それに、辛いことから逃げるなとか苦手をなくせと言うのも、

もちろんそれも大事だけど、必要に迫られたらやるしかないのが人間だし、

好きなことに没頭したり、できることに取り組んだり、得意を伸ばしたりした方が、

役割として上手く回るし、生産性が上がって成功体験が積めるのも事実です。

うちなるはちまきはいつも、苦手を避ける考え方に否定的な意見を連発しますが、

行動に批判的であれば正しいかって言ったら、

実際ただ何もできない自分がそこにいるだけ。

っていうか今までそう大したことしてないんですゎ…苦笑

つまり、マウント取ってるだけじゃね?っていう。

 

だから、一番苦しまなくたって、幸せにはなっていいし、

無理に苦しみを背負い込む必要はありません。

今幸せになるために楽しもうよ、

もしくは楽しみながら幸せになる努力をしようよ、

辛いところからとんでもない幸せを勝ち取るのは美談になるけど、

凡人の私にとっちゃ幸せは日々の積み重ねから生まれるもので、

少なくとものっぴきならない事情に強いられて、

不幸の渦中にいるわけではない私にとっては、

大事なのはこの積み重ねなんじゃないかな?と思います。

小並感あるかなぁ?いや、地に足がついてると思うんだけど。 

 

目標や目的達成の最優先事項はいつも辛い?

 

何かに取り組む時、ほとんどの人は、

目的や目標を持って(ゴールを決めて)いると思います。

その目標のための最優先事項に取り組めているかどうかと、

楽しい行動を選択することは、矛盾していると思いますか?

答えはNOです。

目標のために取り組んでいる内容が「少しも楽しくない!」って

ありえるのか?って話ですよね。

選択肢があるなら、辛い方でなく楽しい方を選んでもいいのでは?

たとえば、自分ができない分野の仕事だったら、

無理に苦しんでやらずに他の人にお願いしてみるとか。

これって結構リスクがあるし、上手に人と関係性を築いて、

上手にものごとが運ぶための工夫が必要ですよね。

 

突き詰めたらどうしても達成のために苦手なことにぶち当たって

めっちゃ辛いとかあるとは思いますが、それも含めて夢のためだと

楽しめるくらいの心のゆとりは必要なんじゃないでしょうか。

精神論じゃなく、あくまでゆとりですよ!笑

ようは、取り組む自分の心持ち次第です。

 

ただ、時には気まぐれで始めたことがとても評価されることもあるし、

理由などなく続けていたらいつのまにか大切な自分の一部に、

なんてことがあるのも確かです。

だから、仕事や大きく打ち立てた目標以外のことで、

そういうものに取り組むことにも価値があると思います。

でもそれもやり遂げられなかったり続かなかったりしたら意味がないので、

そういうものは必ず最後までちゃんとやることが大事です。

そして、あくまでこのなんとなくは人生のサブ的な要素だと思っておく方が

いいのかなと思います。少なくとも私にとっては、アーティスティックすぎて、

生活の主軸にするには、ちょっと我慢が多くなりすぎる。

 

何かに取り組む時、必ず実現したい目的や目標を持つこと。

今取り組んでいることは、はたして、目標実現の最優先事項か?

って自分に問いかけながら、楽しいことを選択していくこと。

 

たまに好きだからとか、なんとなくでやりたいことを挟みながら、

ほどほどに遊びを持たせて生きていくことが、

豊かに生きるコツなのかなーと考えております。

 

お読みいただきありがとうございました。